最終講
今週の土日から、今年度の最終講の授業をしています。
3期の子の多くは、自分が次の授業を計画していないので、このまま、お別れになります。名残惜しいです。
長久手文化の家での教室から引き続いて来てくれた子、今年に入って、来てくれた子、心の底から、感謝です。
知名度も実績もない教室に、子どもを通わせてくれた保護者の方にも、本当に感謝します。もっと、がんばっていい教室にしていきます。数年後には、皆さんの選択が間違ってなかった!と、皆さんに誇ってもらえるような、すごい塾にしていきます。
今週は、3期で、イカの解剖をしました。
イカが入試に出る頻度は、低めです。ただ、基本常識は知っていてほしいと思っています。イカやタコの胴を、頭と考えて、中に脳が入っていると考える子は多いです。自分も、子どものころは考えていました。(はちまきをするタコの絵って、よく見かけますが、あれは、ものすごく誤解を増長します)
イカの軟甲を骨と考えて、イカにも背骨があると考える子もいます。イカの祖先は貝で、スルメイカの軟甲は、骨ではなく、貝殻のなごりであることも、伝えたかったです。
イカは、胴-頭-足の順に並ぶ、頭足類です(頭と足がつながっているという意味)。人間を基準と考えると、胴と足の間に頭があるなんて、想像すると、うわっ!!ってなりますが、考えてみたら、えさを取る足と、取ったえさを食べる口が隣接しているのは、とても合理的です。
解剖が終わったあとは、イカを焼いて食べました。
ささやかな、打ち上げです。
醤油だけで味を付けるのですが、香ばしくて、かなりうまいです。
大好評でした。
この教室に来てくれた子が、これから、プラス思考でいろいろなことに挑戦してみてほしいです。頭で考えて、何もせずに、「無理」「だめ」とあきらめる子になってほしくはないです。
手慣れた者がやる「それ」には、飛躍がないです。素人がやる同じ「それ」には、飛躍があります。力があります。素人であることを誇りに感じてほしいです。日本を、もっとすごい国にしていってくれる子になってほしいです。