自分の体も、星からやってきた
いい天気です。あたたかくなりました。
昨日は、星がきれいに見えました。星の観察会のときに、こんな天気だったらよかったのですが、天気は思うようになりません。
先週の日曜日の星の観察会も、曇天で中止です。
休みの予定を入れずに待っていた方もおられると思います。申し訳ないです。
天気の関係するイベントのときは、天候が怪しいと、ネットの前に張り付いて、ずっと雲の動きを見てしまいます。
春や秋は、西から東に天気が変わる。
教科書にのっていますが、実際に見ていると、雲の動き方も、発生のようすも、複雑ですね。
天気予報が当たらないのも、うなずけます。
以前は、天気予報が当たらないと、「あほかいな」みたいに、ひどいことを思っていたのですが、反省します。天気の予想は、競馬の予想なみ?に、むずかしいです。
自分たちの体をつくる元素が、星からやってきた。
そのことをはじめて知ったときは、びっくりしました。
そんなこと、学校で習いませんでした。
「私たちはどこから来て、どこに行くんだろう」という問いの、少なくとも、「どこから来て」の部分については、答えが出てしまったことになります。
ここ20年くらいでわかってきたことのようで、自分たちは、大きな謎が解けたすごい時代に生きているんだなと思います。
元素は100種類くらいあり、もちろん、人間の力で作り出すことも、変化させることもできません。
元素は、水素がもとになっています。水素が太陽のような恒星のなかで、高温と高圧で、ヘリウムになり、それがさらに重い元素を作っていったようです。
ただ、恒星の内部でできる元素は、鉄までです。
それ以上に重い元素(亜鉛や銅や銀や金など)は、太陽よりも大きな恒星が最後に起こす超新星爆発の過程でできたようです。
自分のからだをつくっている元素の1つ1つは、すべて星の中にあったこと。そして、その星が爆発して元素を宇宙に放出し、それが今ここに再び集まってきていること。
義務教育で、ちゃんとこのことを伝えるべきだと思いますね。中途半端な「生き方の書」よりも、ずっと魂を揺さぶると思います。