岡本太郎、生誕100年

昨日の、googleのとびらのイラストは、「岡本太郎生誕100年」でした。
岡本太郎は、つい先日、結構若くして亡くなった印象があるのですが、もう、生誕100年ですか。不思議な感じです。昨日から、岡本太郎のことを考えていました。
岡本太郎さんは、大好きです。
絵も好きですが、やっぱり彫刻が好きです。
太陽の塔も、すっごくいいですが、太郎さんのお墓にも使われている、「午後の日」という彫刻が好きです。
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東京の青山に、岡本太郎の自宅をそのまま美術館にした「岡本太郎記念館」があります。
以前、行ったことがあります。すばらしいところでした。
当時は、まだ、敏子さんがご存命で、受付をされていました。訪れる人もほとんどおらず、静かでした。

岡本太郎のアトリエがあります。
その前にたつと、油絵の具のにおいが強くします。
ああ、今にも、岡本太郎がそこから出てきそうです。

もう一度行ってみたいです。

「夜」という絵画がおいてあります。
少女がナイフを隠し持ち、ドクロと対峙しています。
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この絵の前に立って、ずっと絵と対話をしていました。

この絵の前に立ったとき、「もっと上手な絵をかく人は、いるんだろうな。」と思いました。でも、「絵が上手なことに、何も価値はない」と岡本太郎が言っていた言葉が、わかったような気がしました。

岡本さんが、どこかで言っていた言葉が、ずっと自分の中に残っています。
「手慣れたものには、飛躍がない。常に、強烈な素人でいろ。」
自分が、塾の講師を長年やってきて、経験を積んで慣れてくると、周囲からは、それなりに評価されるようになります。そのとき、いつもこの言葉が頭の中に響いていました。
「飛躍がない。」
実験教室をやろうと決めたとき、は自信がなかったです(今でもありません)。自分は、一通りのことはできるけど、1つの研究を極めたわけではないです。何に対しても素人です。
そんなときも、岡本さんの言葉が、本当に励みになりました。
「常に強烈な素人であれ。」
素人であることを、恥じてはいけないと思いました。

実験教室も、2年目(長久手の教室をふくめると3年目)に入ります。手慣れた部分も出てくると思います。でも、手慣れたときは飛躍していないとき。
それを忘れないようにします。
去年よりももっといい授業にするように、工夫し続けます。


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