物理や化学を得意にする方法(前編)

保護者の方から、よくたずねられます。
今回は、物理化学を得意にする方法について書きます。

物理化学が苦手な原因の1つが、
実物の道具や薬品を知らない→興味がわかない・面白くない
→頭が回転しない→勉強しても結果が出ない
→モチベーションの低下
この悪循環です。
だから、倉橋は、実験教室を作ろうと思ったのです。

しかし、全員、実験教室に行け!は暴論です。
通えない人もいます。

事実、実験教室に行かなくても、
物理化学を得意にしている子もいます。

そこで、倉橋がこれまで多くの生徒を見てきて、2点の対策を述べます。

苦手な子は、この対策を取れば、突破口が見えてくると思います。逆に取らなければ、気持ちと裏腹に、同じ場所の堂々巡り。結果、同じ悩みを、ずっと抱えてしまいます。

まず、対策の前に、
勉強は、楽しくなければ、続かない。結果が出ない。
そう思います。
イヤだなあ。と思っていると、やっても、脳は受け入れません。
大人でも子どもでも同じだと思います。

対策1
「物理・化学ができない」と言わない

「うちの子は○○ができなくて・・・」よく、口癖のように口にされる保護者の方がおられます。
何とかしてあげたいと思います。
だだ、その言葉を口にされる保護者のお子さんは、
たいていできないまま進んでしまい、できるようになりたいという希望がみたされた例を、倉橋は知りません。

網様体賦活系(もうようたいふかつけい)という言葉があります。
倉橋は、最近知りました。
人は、視覚や聴覚などから、日々、大量の情報を得ています。
これらをすべて取り入れていたら、生活していけません。
そこで、人は、自分に関心のある情報だけを得るようになっています。

「○○が苦手」と思っていると、苦手である証明の情報がどんどん飛び込んできます。うまくいくことがあっても、例外の情報として捨てられ、できない情報だけが入ってきます。
「ああ、やっぱり苦手なんだ」「やっぱりできないんだ」
苦手というメガネをかけるだけで、自分は苦手なんだと何度も何度も定義してしまいます。

スポーツなどでも、「自分はできる」と暗示をかけて戦い、勝利します。
「負けたらどうしよう。負けるかもしれない。」そう思いながら戦って勝ったなどという、勝者のインタビューを聞いたことがありません。

入試でも同じです。
「自分は受かる」と根拠なくても思っている者は、よく受かります。逆の子は、直前で成績が伸びなくなるし、入試も、危険です。

物理化学の勉強でも、同じことが言えます。

その単元を習ってない状態をゼロと考えます。
どんな子でも、習ってない状態よりは、習ったあとの方が習得しているものがあります。
それを加算方式で考えます。
「あれもできるようになった」「これもできるようになった」
そうプラスに考えてほしいです。
それが事実だからです。

そしてできないときは、
あれ、自分らしくないな。
できるはずなのに。

そうとらえて欲しいです。

復習するときも、
「できるはずなんだよな」と思って復習するのと、
「やっぱり私は苦手。こんなにできなかった」と思って復習するのでは、ちがってきます。
自分のことを思い出しても、
自分がイヤな思いで見ているものを、見直すことはしたくないです。体も脳も拒否します。

というわけで、
「できない」「苦手」の言葉を使わない。
未習時をゼロと考え、加算方式でポジィティブに考える。

大切な気持ちの持ち方です。

次回は、もう少し具体的な方法2について説明します。

(前回のべた、最近起きた大きなできごとについては、少し心の整理をつけて話します)


コメント

  • 倉橋先生、お体の調子はいかがですか?
    退院されて、すぐに教室を再開されたので、今まで通り本調子に
    なりづらいですよね。

    今までの、先生の生活を知り、変に納得してしまいました!
    やはり、睡眠時間が3時間なんて日もあったんですね。
    私も、8時間くらい寝ていたいのに、やはりそんなわけにもいかず、
    毎日6時間が、ちょっときつい!
    5時間なんて日は、就寝時間を自分でごまかして「6時間ねたぞ!」と
    思い込んで過ごしていますが、体は誤魔化せません。

    先生の教室と子供たちに対する情熱は、ありがたいです。
    でも、あまり無理されないでくださいね。

    子供の学習は、親の行動、言動がすごく反映されてると本当に思います。
    何ともならないのは、親次第とも分かっていますが、なかなか。。。。。

    先生のブログを読んで、改めて子供に真剣に接しようと思います。


  • いつもコメント、ありがとうございます。
    参考になるかどうかわかりませんが、
    自分の持っている知識や経験は、できるだけ、外に向けて発信して、還元したい。
    そう思うようになりました。



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