ベテルギウスのたんこぶ

最近、夜空を見上げるとき、
ドキドキします。

ベテルギウス、滅んでいないだろうか?

オリオン座の左上の1等星ベテルギウスは、
寿命のつきかけた、赤色の巨星です。

明日爆発してもおかしくない状態です。

爆発すると、満月と同じ明るさに輝き、
しばらくすると、見えなくなってしまうといわれています。

だから、空を見上げて、
ベテルギウスがそこにあるのを見ると、
ほっとします。

ベテルギウスは、
地球から640光年の距離にあります。

だから、今、私たちが見ている光は、
ベテルギウスを640年前に出た光です。

640年前といえば、織田信長も誕生していません。
室町幕府の3代将軍足利義満が,
金閣寺を作ったころです。

そのころの光が、今届いています。
だから、実際は、すでに爆発してしまっているかもしれません。

2009年に、大仲圭一博士が、観測の結果明らかにした、
現在のベテルギウスの姿は、驚くべきものでした。

ベテルギウスは、もはや球形をしていなかったのです。

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ベテルギウスは、赤色の巨大な星です。

もし、太陽の位置にベテルギウスを置くと、
水星や金星はもちろん、
地球も火星もベテルギウスに飲み込まれてしまう大きさです。

空の星は、太陽のように、自分自身で燃えている巨大な星ですが、
非常に遠くにあるので、
望遠鏡で、どれだけ拡大しても、光の点にしか見えません。

しかし、ベテルギウスは、地球に比較的近く、超巨星です。
そのため、太陽以外で、はじめて星の表面の様子が観測された星です。

はじめてベテルギウスの表面が観測されたのは、
今から20年近くも前です。

赤色で、表面の色が、
濃い部分とうすい部分でまだらになっていました。

(右がオリオン座、左がベテルギウス)
画像の説明
https://drive.google.com/file/d/0BxCx-qrGskE7MmhVRWZzMkZISlU/edit?usp=sharing

表面の色がまだらになっているのは、
星の活動が不安定で、
星の表面の温度が、場所によって大きく違っているためです。

当時は、パソコンもインターネットもあまり普及していなく、
私は、新聞に載っていたベテルギウスの写真を、
当時作っていたスクラップブックに貼って、
何度も見ていたことを思い出します。

それが、先年、大仲博士が明らかにしたベテルギウスの姿は、
もはや、整った球形ではなく、大きなコブがとびだした、
何とも不思議な姿でした。
画像の説明
https://drive.google.com/file/d/0BxCx-qrGskE7X0ZIajU4WFRuVGM/edit?usp=sharing

漫画「北斗の拳」で、ケンシロウが秘孔(ひこう)をついたために、
大きくふくれあがった悪役の頭のような形です。
今にも「ひでぶー」と言いながら、爆発しそうです。

ベテルギウス、そのうちなくなっちゃうかもしれません。
今のうちに、しっかり見ておいてください。

読んでいただき、ありがとうございました。

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